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2020年8月

2020年8月26日 (水)

香心門 プレマみなみ風 R020826

晴れ。残暑が厳しい。
入所者11名。介護士さん1名。
夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
雲のいづこに 月宿るらむ  清原深養父
薫香録を配布した時、普段口を開かない人から「ふかやぶ」という言葉が飛び出した。すごいですねと語りかけたが2度と口を開かなかった。

 

同異香。3試合。6対5で白組の勝ち。
昨日、政府専門家会議から、コロナのピークは過ぎたという発表があった。
小学校も中学校も、短い夏休みを終えて、授業を再開し始めた。
今月になって熱中症で死者が130人近いそうだ。
近年強度を増している台風もこれからだ。
空前の不況も始まっている。
サンマも全滅状態だ。
地震も火山も不気味だ。
南アジアではバッタが猛威をふるっている。科学技術頼りではどうにもならないことばかりが押し寄せ、人類の文明も曲がり角のようだ。
お香の出番だ。
ということで、献香は、伽羅を一人一人焼香して、悪疫、災害除けのお祈りをした。

 

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2020年8月11日 (火)

香心門 プレマみなみ風 R020811

晴れ。今年一番の酷暑。
入所者八名。介護士さん二名。
コロナの渦中で、どこもお香は休止、ここだけ開いている。
責任重大、身を慎んで、訪問している。
瀬をはやみ 岩にせかるるたきがわの
われても末に あわんとぞ思う  崇徳院
この和歌には季節は無いが、水しぶきが涼しそうで、夏に用いている。
悲運の主の、恋の歌だ。
障碍のある人も参加しやすい、同異香を、三回、団体戦でした。
最後に、香炉から炭団を掘り出して、盂蘭盆(うらぼん)の献香をした。
コロナだけでなく色々あって、墓参が出来ない人が多く、喜んでもらえた。
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