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2020年7月

2020年7月22日 (水)

香心門 プレマみなみ風お香カフェ R020722

薄曇り 蒸し暑い 今年初めての蝉の声
入所者12名 介護士さん2名
東京、神奈川がコロナの感染増加で、厳戒態勢。
施設側もぎりぎりまで迷っていたが、入所者のみなさんが楽しみにしているということで、開催することになった。
みなさん相当の高齢で、基礎疾患がある人が大半だ。
私も、同じで、自粛を続け、孫にもここ数カ月、接していない。
世の中、避けられるリスクと、避けられないリスクがある。
老人ホームは、避けられない、敢えて冒さなければならないリスクで溢れている。
同異香。
御神籤を引いて、献香。
薫香偈(くんこうげ)唱和。
心が香炉のように暖かでありますように。
心が香炉のように安らかでありますように。
同じ言霊を共有すると、みんなの心が一つになって、和む。
私の、お香の会の極意の一つだ。Photo_20200722190701

2020年7月14日 (火)

香心門 お香カフェ プレマみなみ風 R020714

曇り時々雨 低温高湿度
入所者10名。介護士さん3名。
昨日地元の中央郵便局で、コロナ感染が発生した。
私も施設側も、ピリピリした気分だ。
いつもの2階の奥の居住スペースで開催。
当然だが、介護士さん以外は、私も含め、コロナに最も弱い人々ばかりだ。
香りが逃げてしまうと思ったのだろう、介護士さんが窓を開けていいかと聞いた。
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける 従二位家隆
平安時代、上賀茂神社の夏越の祓を読んだ和歌だ。
コロナ祓いの願いを込めて唱和した。
2組に分かれてお香合戦。
久しぶりなので、みなさん、勝負に興奮した。
神様の次は仏様。
お盆なので、お墓参りを兼ねて、香木を焚いて、献香をした。
窓から逃げても余りある香りが立ち込めた。
ついでに、アマビエの話もした。
神仏、アマビエ、オールスターで、コロナ除けをした。
地震や神鳴り、台風や豪雨や噴火、そして治療薬の無い疫病。

現代も、神頼みの種は、平安時代のままだ。

 

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