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2020年1月

2020年1月25日 (土)

香心門 東建ふれあいサロン R020125

曇り。寒い。
香の知識について講義をした。
私と同年輩の人ばかりだったので、お香は何の役に立つのかということについて私見を披露した。
美味しいスウィーツのように、未体験の香りや伝統文化を味わいたいというのが、多くの人の期待のように思う。
若い人ならそれだけで良いと思う。
高齢になれば、人生体験も深まり、病気や老化、親しい人との死別など、どうにもならないことばかりだ。
自分や家族の無病息災や、死者があの世で幸せでありますようにと祈る。
科学知識や医療や平均寿命の違いに関係なく、ヒトの心は昔も今も同じだ。
お香は、香りを味わうだけでなく、祈りの手段でもある、などと話した。
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2020年1月22日 (水)

香心門 グレープの里 デイサービス R020122

うす曇り。
来所者14名。介護士さん6名。
早目について、みなさんの活動を見ながら、お香の準備をした。
体育会系の女性の介護士さんの号令で、けっこうハードな柔軟体操を、精一杯頑張っている。
老いと戦っている感じだ。
若い時とは別の敵との戦いだ。
これまでも、お香は頭脳の訓練でもありますと強調してきたので、みなさん、真剣に取り組んでくれる。
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2020年1月21日 (火)

香心門 桜ケ丘記念病院延寿ホーム R020121

入所者11名。介護士さん1名。
途中、移動と昼食を挟んで早目に着く。
みなさん、私を待っていてくれている。
最高にうれしい。
若いけれど障碍がある人や、100歳近い人まで、一緒に楽しめるお香。
試行錯誤6年、なんとか様になって来た。
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香心門 白楽荘デイサービス R020121

冬の晴天。青空が気持ちいい。
早朝、田や林を抜ける道を、丘の上の多摩センターへ向かう。
来所者7名。介護士さん1名。助手さん。
君がため 春の野にいでて わかなつむ
わがころもでに 雪はふりつつ  光孝天皇
同異香をした。
伽羅の香木片で、一人ずつ、献香。
焼香偈(しょうこうげ)。宗派を問わず、香を焚く時にとなえる経。
願わくは 我が心の清きこと 香炉のごとく
願わくは 我が心は 知恵の火のごとく
念念(ねんねん)に 
戒定(かいじょう)の香を 焼焚(しょうふん)し
十方三世(じっぽうさんぜ)の 仏に供養す
みなさん、真剣に取り組んでくれた。
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2020年1月16日 (木)

香心門 中央林間地域総括支援センターデイサービス R020116

晴れ。暖かい。
来所者17名。介護士さん1名。
社会体験授業(正式名称は不明)で、近所の中学生2名が手伝ってくれた。
中学生と協力して仕事をするのは、こんな時しかなく、とても楽しい。
普段、気難しい人も、孫かひ孫と一緒にいるように、オープンマインドだ。
君がため 春の野にいでて わかなつむ
わがころもでに 雪はふりつつ  光孝天皇 
目が不自由な女性に、一人で暗誦してもらった。
さらに何首か暗誦してくれた。
中学生たちは、尊敬のまなざしだった。
良い体験になったようだ。
その女性もうれしそうだった。
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2020年1月14日 (火)

香心門 プレマみなみ風 R020114

晴れ。暖かい。
入所者9名。介護士さん1名。職業訓練学校生2名。
君がため 春の野にいでて わかなつむ
わがころもでに 雪はふりつつ 光孝天皇
職員さんも入って6対6で、お香の団体戦をした。
3回戦まで、みっちりやった。
最後に、勝利チームの早稲田出身の入所者の音頭で「都の西北」を3番まで斉唱。
女性方も、楽しそうに手拍子をしていた。
お香は、楽しいのが一番だ。
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2020年1月 8日 (水)

香心門 健康都市大学シリウス R020108

Photo_20200108181801 冬の「春の嵐」。強風と雨。
受講者11名。職員さん5名。
みなさん、悪天候の中、出席してくれた。
全員が香道具を使って、自分で香を点てた。
初めての人も、常連の人に習いながら、楽しそうだった。
前回の授業で、上野の博物館の正倉院展に蘭奢待が出ると話したら、見に行ったという人がいた。
蘭奢待の子孫の香木を用いた。
甘い、いい香り、と喜んでくれた。
次回の講座は3月5日。
もうサクラとお彼岸かと思うと、この冬をもっと味わって過ごさねばと思う。

 

 

2020年1月 7日 (火)

香心門 ベルホーム R020107

曇り、小雨、寒い。
入所者16名。介護士さん3名。
新年最初のお香の会。
みなさんと一緒に唱和した。
焼香偈。
願わくは 我が心の清きこと 香炉のごとく
願わくは 我が心は 知恵の火のごとく
念念に 戒定の香を 焼焚し
十方三世の 仏に供養す。
組香。
君がため 春の野にいでて 若菜つむ
わがころもでに 雪はふりつつ  光孝天皇
今日、みなさんの昼食は七草粥だったそうだ。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、
すずな、すずしろ、春の七草」も唱和して、話が弾んだ。
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