香心門 東建ふれあいサロン R011221
晴れ。寒い。
今年最後のサロン。
初顔の女性が参加した。
鎌倉や銀座のお香屋さんで、香道に興味を持ったが、敷居が高くて入れなかったとのこと。
いつもの通り、和歌の朗詠から入る。
なぜ和歌から始めるのかの説明で、主役は文学で、香りはそこに振りかける調味料のようなものだというと、別の人も横から、源氏物語と源氏香の話を補足したので、ますます、心細そうになった。
みなさん、お香に近づきにくいのは、二つの誤解によるのだと思う。
香りそのものが主役だという誤解。
浅草寺や仏壇やお墓参りでお線香をあげているのが本来のお香のルーツなのに、香道の香を祈りとは無縁の優雅な遊びのように思ってしまう誤解。
この誤解は容易には解けない。
来月も来てくれるか心配だ。
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