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終日雨。暗く寒い。入所者15名。介護士さん1名。実習生3名。大和中学2年生5名。授業の一環で、職業体験ということで中学生がたくさん参加した。お香は、年齢やハンデイを超えて、一緒に楽しむことができる。いつもうつむき加減の人が、見違えるように明るく元気にしている。私も楽しかった。明るい気持ちになった。再来週の入所者のための忘年会に誘われた。お酒はないのだが、楽しそうなので、参加したいと思う。
晴れ。冷える。本部との人事異動で、職員の主流が、みなさんの曾孫世代になった。来所者15名。介護士さん3名。介護士さんが席に一人加わって、8人ずつ分かれて、紅白お香合戦をした。若い頃、自分と同じ若者が今老人になっているというより、老人は生まれつき老人であるかのように思えていた。きっと彼らも、実感としては同じだろう。老人になってみなければ、老人の気持ちは分からない。病気になってみなければ、病人の気持ちは分からない。医師も、看護師も、介護士も、大変な仕事だ。
午前中の白楽荘を終えて、多摩センターから聖蹟桜ヶ丘に向かう。 好天なので、病院の裏の大栗川の河原で食べようと、弁当を買って向かった。 堤防全体が立ち入り禁止になっていて、看板に「洪水予防のため工事中」とある。 これからそういう時代なのだ。 入所者10名。介護士さん1名。 顔なじみのみなさんが車椅子で三々五々集まってくる。 若い介護士さんが、一人一人手を取って、香炉を持たせ、答えを聞きだす。 10人が3回ずつ聞香。 大変なのに、笑顔でやってくれた。 何とも言えない良い気分で、帰路につけた。
晴れ。穏やか。 デイサービス来所者5名。介護士さん1名。 早朝に車で出発。 多摩丘陵を走り抜けるのが楽しみだ。 イチョウが黄葉の盛り。 さびしさに、宿をたちいでて、眺むれば、何処も同じ、秋の夕暮れ。 良暹(りょうぜん)法師。 この世をいくら探しても、救いは見えないよ。 虚しさはこの世のものでは満たせないよ。 言葉の心の渇きは五感の刺激では癒せないよ。 介護士さんも参加して3対3で紅白お香合戦をした。
晴れ。暖かい。 入所者6名。介護士さん2名。 さびしさに やどをたちいでて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ 良暹(りょうぜん)法師 さびしくて、外に出てみたけれど、 見えるのは、秋の夕暮れ、ばかり。 今週中には木枯らし1号の予報。 秋は駆け足だ。 同異香は、不自由度が高い人でも競技を楽しめる。 いつも無口な女性が、髪を栗色に染めて参加、誉められて、笑顔で、ちらちらおしゃべりをした。 介護士さんたちも、うれしそうに相手をしていた。
晴れ。暖かい。入所者8名。介護士さん2名。月が変わり和歌も代わる。さびしさに やどをたちいでて ながむればいづこも同じ 秋の夕暮れ 良暹(りょうぜん)法師さびしくて、外に出てみたけれど、見えるのは、秋の夕暮れ、ばかり。一人一人名前をしっかり呼んで進行したら、みなさんの乗りがとても良かった。献香で、ご主人にお祈りしましょうと言ったら、介護士さんから、この方のご主人は未だ・・・ですと言われた。楽しいお香だった。
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