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ポラリス 夏の終わりの大雨。 受講者29名。市職員3名。 前回はお客様としてお香を楽しむという観点で、源氏香をした。 前半は、お客様を楽しませるという観点で、香道具の説明と使用方法を添えて、ひとりずつ実際に香を点てた。 後半は、香の目的。香の歴史。香の種類を講義した。 実際の体験をしてからの講義だったので、分かりやすかったとの感想をいただいた。
曇り。しのぎやすい暑さ。来場者28名。市職員3名。2か月に1回、大和駅近くの図書館「シリウス」で楽しみを主題にお香カフェをしている。楽しみを超えて、学びたいという人が多く、市が別途、中央林間の図書館「ポラリス」で講座「しっかり学ぶお香講座」を新設、生徒を募集してくれた。今日はその第1回。若い女性が多かった。源氏物語を4回読んで、香の場面をもっと深く理解したいとか、香の点て方を身に付けたいとか、具体的な目的を持った人たちが多かった。源氏香で「夕顔」を再現、後半は本番をやって、喜ばれたが、職員からは、次回はもっとアカデミックにやった方が良いと言われた。有難いが、ぼろが出ないように頑張るしかない。
薄曇り。 入所者16名、介護士さん1名。ボランテイアさん1名。 入り口の喫茶店はママさんが高齢で引退。 閉店中の薄暗い座席で開始時間を待っていると、玄関に女子高生が一人で来て、事務所の人にボランテイアがしたいと言った。 奥に通されて消えた。 お香を始めると、その女子高生が連れてこられ、お香の会の補助をしてくれた。 世の中、色々な高校生が居るんだなと、感心させられた。 例によって、香炉の話から火鉢の話に持っていき、その子に、火鉢を知っているか尋ね、知らないと言わせて、誰か教えてあげて下さいと振った。 何人かの人が、それぞれの表現でうれしそうに説明をしてくれた。
薄曇り。昨日で酷暑が終わり少し楽になる。 来所者8名。介護士さん1名。助手さん1名。 夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ 清原 深養父 隣室では音楽療法士さんたちが、ピアノでカラオケ大会をしていた。 つい耳が行ってしまう。 夏にちなんだ唱歌や懐メロだ。 お香をしながら曲名や歌手の名当てクイズをした。 「あこがれのハワイ航路、岡晴夫」もあった。 耳と鼻で、療法効果は2倍になった。
巨大台風が西日本上陸。 余波で、強風と雨。蒸し暑い。 来所者16名、介護士さん2名。 和やかな雰囲気。 田舎の小学校の教室のようだ。 お香の時間は私が先生だ。 みなさんも小学生になった感じで、笑い声に載せながら、話しかけてくる。 居心地が良い。 お香も楽しく終わり、おやつのパイナップルを、一緒にいただいた。
特大台風の前触れ。日差しと天気雨。 来所者20名。介護士さん4名。 お盆の2日目。 早めに着いて準備をする間、みなさん、「少年時代」を合唱していた。 「少年時代」は、少年の頃には無くて、歳を取って、思い出として、できるんだ。みなさん、今が本当の少年時代なのだ、などと思いながら聞いていた。 大人数なので、介護士さんたちに役割分担をしてもらって、お香を終え、施設の農園で収穫したスイカを、一緒にいただき、残りをお土産にもらった。 酷暑のせいか、今年のスイカは本当に甘い。
暑いが久しぶりのにわか雨。 今週はお盆のただ中。 ボランテイアの人々も、それぞれの家族の催事で忙しいのだろう。 毎日お香の会がセットされている。お坊さんになったようだ。 入所者7名、介護士さん1名。 人数が半端だったので、介護士さんが、通りかかった若い実習生を呼び入れた。 「普段見れないみなさんの様子が見れますよ」と言っていた。 夏の夜は まだ宵(よい)ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ 清原 深養父 作者は清少納言のひいお爺さんだ。 家族が来て一緒に墓参り出来る人は、ほんの一部だった。
入所者14名。介護士さん3名。面会家族1名。酷暑。ホームの中は涼しい。早く着いて、みなさん続々と入って来た。準備をしながらお話をする。女性が「今日は私の誕生日。原爆記念日に生まれたの」という。となりの女性が「私は広島生まれよ」という。その日、どこに居たのか聞くと、市内の会社とのこと。炭団が熾きたので、話はそこまで。献香偈(けんこうげ)を唱和して、お盆のお香をした。心が香炉のように安らかでありますように心が炭団のように暖かでありますように香をお供えします。
晴れ。酷暑。デイサービス来所者7名。介護士さん1名。観照香をした。神と仏と極楽と名付けた、3種の香材を用いた。献香偈(けんこうげ)。心が香炉のように安らかでありますように心が炭団のように暖かでありますように香をお供えします掲示板に、今年のお盆から、お坊さんが来て、入所者の為に、読経と法話で、迎え火と送り火の催しをするとあった。クリスマスやひな祭りより、もっと喜ばれるだろう。お坊さんも、一年で一番忙しい時なのに、頑張っている。法話ならぬ香話を考えてみようと思う。
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