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曇り。肌寒い。
デイサービス来所者全員17名。介護士さん6名。
こちらでは今日が初めてとなる、お香の紅白戦で、施設側も総出で協力してくれた。
香炉を8基、香材は3種×8包み用いた。
来所者の皆さんはそれなりに障碍があるので、2炉ずつ4つの盆に載せて、介護士さんたちがほぼマンツーマンで、聞香の補助をした。
伝統的な香席では、書記が居て、会の記録を紙に書いて、優勝者の賞品とするのだが、香心門では全員がそれぞれ薫香録を書いて持ち帰ることになっている。香りだけでなく、記録でも脳トレになると喜ばれている。
香元の作業が大変なのを見て、施設の責任者が、次回から香炉の点て方を学んで、手伝ってくれることになった。
晴れ。爽やか。やっと本格的な秋の到来。
入所者9名。介護士さん3名。
お香の紅白戦。
いつものように仏、神、人の3種の香材を用いた。
二つの香炉を同時に聞いて、同じ香りか、異なる香りかを当てるゲームだ。
前回と同様、全員正解の時と、ほとんどの人が外す時があった。
やっとその理由が分かった。
原因は、お香の種類ではなく、問の出し方だった。
二つの違いを問うと正解しやすく、同じさを問うと混乱する。
本能は、違いや変化を探すようにできていて、それが危険から身を守る進化の道だったのだろう。
如何に同じかより、如何に異なるか、人類みな兄弟より、いじめや差別になびきやすいのもそれなのだろう。
深淵な真理を見つけたようで、ここに自慢げに書かせてもらう。
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