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2018年7月

2018年7月25日 (水)

香心門 プレマみなみ風 お香かふぇ 300725

曇り。酷暑は続く。

入所者5名。研修生4名。介護士さん1名。

紅白香合戦。研修生も含め、男女で2組に分かれて、聞香をした。

黒方を試し香とし、その由来を勉強。

さらに2種の香を混ぜて、同異を判定、組別に投票した。

結果は8対6で男性の白組の勝ち。

初めてだし、手続きも複雑だったが、研修生が協力してくれ、スムースに運んだ。

いつもと違う香席に、みなさん喜んでくれた。


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2018年7月20日 (金)

香心門 お香の日の会 シリウス 300720

晴れ。酷暑が続く。

参席者3名。

観賞香5種。

各人がそれぞれ香を点て、香元になって、香名を名乗って香炉を廻し、香りを覚える。

源氏香。

一人が香元になって、香炉を廻す。

答は「葵(あおい)」。

惜しい人もいたが、正解無し。

みなさんも私も、孫が明日から夏休み。

じいじ、ばあばの夏の陣で。8月は休会。

9月には涼しくなっていることを願った。


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2018年7月19日 (木)

香心門 中央林間地域支援センター デイサービス 300719

晴れ。酷暑が続く。

来所者16名。介護士さん2名。

暑さの中、室内に入ると、別天地。

早かったので、みなさんが、昨日NHKの「ためしてがってん」でやっていた、足の指で手ぬぐいを折りたたむ体操をするのを見ていた。

途中、元銀行マンだった男性が、認知症の講演会で聞いてきた話をして、私の為にお香の応援演説をしてくれた。孤独には悪い孤独と悪くない孤独があって、悪い孤独は認知症のリスクを高めるので、こうしてみんなで一緒に過ごすディサービスはとてもいい事だという話と、鳥取大学の医学部の研究で、香りをうまく用いると認知症の予防になるという話だった。そのおかげで、みなさんが聞香を丁寧にしたので、時間が超過し、献香はできなかった。

終わって、一緒に、冷たいお茶とわらび餅をいただいた。


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2018年7月17日 (火)

香心門 桜ケ丘記念病院延寿ホーム 300717

晴れ。ずっと続く酷暑。

今日は、2つの施設を回る。

白楽荘を終えて、多摩ニュータウンの縦貫道路を次の施設がある聖蹟桜ヶ丘に向かう途中、現役時代に通った「びっくりドンキー」を見つけて、ランチ。

昔のイメージと違い、今浦島の気分になった。

延寿ホームに早目に入ると、みなさん既に着席。

入所者7名、介護士さん1名。

内容は、白楽荘と同じなので、省略する。

体や心の状態はそれぞれ様々だが、助け合って、香炉が手渡しで廻っていく。

みなさん、体や心の回復を願って、点前や聞香を真剣にしている。

介護士さんも極力手を出さないようにして、辛抱強く見守ってくれている。

終わりの挨拶の後、立ち去りがたい様子の方も多く、よい香席だったとうれしかった。


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香心門 白楽荘 300717

晴れ。ずっと続く酷暑。

デイサービス来所者6名。介護士さん1名。

あまりの暑さに、来所者も少なく、助手さんも休みだった。

しかし施設内は別天地のような快適さだった。

組香。

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは

みそぎぞ夏の しるしなりける 従二位家隆

初めての介護士さんも参加、一緒に楽しんだ。

献香は夏越の祓のお香。

ひとがたは、私が川に流すことになった。

香の十徳の御神籤を引いた。

剣道六段の男性は、七段に挑戦すると祈ったが、おみくじは「寡而為足。満足できる心になる」だった。

ご本人は、体力的に無理をするなということかなと納得していた。


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2018年7月10日 (火)

香心門 プレマみなみ風 300710

快晴。酷暑。

入所者10名。介護士さん1名。

暑い日差しの中、やっと施設のドアを入ると、別天地の涼しさだった。

事務所の人々が、笑顔で迎えてくれ、2階の「お香のコーナー」と表示されたテーブルに着く。

早く着いたが、それでも数名の方が待っていてくれた。

今年で100歳になった人もいる。

5年前からお香の常連になっている女性だ。

当然のことだがもう歳はとらない。昔のままだなと思いながら会話をする。

「昔、美人だったでしょう。有馬稲子にそっくりですよ」と言うと、介護士さんから、それは誰ですかと質問。中村錦之助の最初の奥さんですよというと、またそれは誰ですかと質問。他の入所者が説明してくれた。

昭和は遠くなりにけり。

組香。

献香。夏越の祓。

あっという間に終わった感じだった。


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2018年7月 6日 (金)

香心門 金井原苑 300706

降ったり曇ったり。各地では災害レベルの大雨。

来所者4名。介護士さん1名。

助手さんは体調不良で欠席。

組香。

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは

みそぎぞ夏の しるしなりける 従二位家隆

献香。名越の祓え。

ひとりずつ、沈香を焚き、「ひとがた」に悩みや苦しみを移した。

みなさん、子供のころからやっていたとのことで、なつかしそうに、しかし真剣な表情だった。

「ひとがた」は、施設が地元の神社に納め、お祓いをしてもらうことになった。


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2018年7月 3日 (火)

香心門 ベルホーム 300703

晴れ。酷暑が続く。

入所者8名、介護士さん2名。

月が変わって、和歌も変わる。

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは

みそぎぞ夏の しるしなりける 従二位家隆

組香。

献香。

3日前に、知人たちと、江ノ島神社に行き、夏越の祓(なごしのはらえ)のお祓いを受け、茅の輪くぐりをしてきた。

旧暦の6月末に、半年のケガレを落とし、後の半年の健康と厄除けを祈願するものだ。

今月の献香は、「ひとがた」に祈りを込めて香を焚く、「夏越の祓香」。

みなさん、それぞれ、ひとがたで痛い個所をさするなどした。

そのひとがたは、施設が近くの神社に持ち込み、お祓いをしてもらうことになる。


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