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2017年9月

2017年9月30日 (土)

香心門 東建ふれあいサロン 290930

爽やかな秋晴れ。

後援する社会福祉協議会の趣旨は、「高齢の男性と地域社会との絆を造る」とのことだ。

今日は第2回、女性3名が参加してくれた。

本命の高齢の男性が出てこない。

参加した女性の方々に、次回は高齢の男性への声かけをお願いした。

マンション組合が母胎なので、理事長にも組合長にも、お願いをした。

高齢の男性のみなさん、結構ツイッターなどのSNSにはつながっているようなので、その辺からもプッシュしてみようと思う。

私の今の老人ホームや支援学校での活動の延長にあるゴールだと思っている。

何事も、入り口はドアの無い壁でできている。


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2017年9月27日 (水)

香心門 お香かふぇ 290927

薄曇り。暑いが爽やか。

入所者7名、面会者3名、介護士さん7名。

ハモニカで小学校やホームで訪問ボランテイアをしている先輩も手伝いに来てくれた。

お香かふぇとは、体の障碍などで、お香の点前に参加できない人の為のお香の会。

お香の点前という形を外して、どうすれば楽しんでもらえるか、まだ形が定まらず、模索状態の、今日が3回目。

香から香道という枠を外すと、仏教という土台が見えてくる。

聖徳太子の頃の仏教伝来、遣唐使の時代の大仏建立、中世の武将たちの権力誇示や一休さんの香の十徳の教えなどが見えてくる。

祈りの香だ。

かえって、本当の道に入った気がした。

ハモニカを生かす方法が宿題だ。


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2017年9月26日 (火)

香心門 よみうりランド花ハウス ショートステイ 290926

晴れ。暑いが空気はさわやか。金木犀が匂い始めた。

早く着いたので、玄関のそばの喫茶室で、アイスコーヒーを飲みながら、香材の準備をした。

知的な障碍のある若者4人に、二人の女性が給仕などを指導していた。

小声で交わす、他愛のない言葉のやりとりが、快かった。

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来所者6名。清掃ボランテイアの女性1名が助手を志願してくれた。

組香と献香をした。

さまざまな場で、私のようなボランテイアが活躍している。

2017年9月21日 (木)

香心門 中央林間地域包括支援センターデイサービス 290921

晴れ。予報よりは暑い。

来所者13名。介護士さん2名。

 

いつもの通り、少し早く部屋に入る。

みなさん楽しそうに絵を描いている。

介護士さんが声をかけて、机をお香の席に並べ替える。

席が輪になると、近所の花のお寺が入園料を取るようになったとか、目黒のさんまが今年は冷凍だったとか、話が飛び交う。

今日はお彼岸の中日。

あらし吹く みむろのの もみぢばは

たつたのの 錦なりけり 能因法師

組香を終えて、献香をした。

終わるころに、おやつの時間となり、今日はおはぎとお茶だった。

おはぎと牡丹餅の違いを教えてくれる人がいた。

昔、聞いたことがある話だったが、すっかり忘れていた。


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2017年9月19日 (火)

香心門 桜ケ丘記念病院延寿ホーム 290919

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晴れ。昨日今日と暑さが戻る。しかし雲も日暮れも秋模様。

入所者8名。介護士さん1名。

組香。

あらし吹く みむろのの もみぢばは

たつたのの 錦なりけり 能因法師

お彼岸の献香。

話が彼岸花に移り、九州出身の女性が、田んぼの畦にたくさん植えていた話をしてくれた。

根に毒が在って、畦を壊す鼠を来ないようにする為、だそうだ。

疎まれながらも愛される理由が分かった気がした。

2017年9月15日 (金)

香心門 お香の日の会 290915

薄曇り。涼しい。

5名。

沈香の割り方。

銀箔の整え方。

組香は三種香。

源氏香に至る胸突き八丁だ。

点前を確認しながら楽しんだ。

認知症予防に役立つお香の楽しみ方の基本が見えてきたPhoto

優雅な遊びだけではないお香にしていこうと思う。

次回からは、時間を延ばして、香を点てる実技を組み込むことになった。

2017年9月12日 (火)

香心門 プレマみなみ風 290912

嵐、神鳴り、夕方晴れ。夕焼けがもう秋の色だ。

入所者8名、介護士さん1名。

あらし吹く みむろのの もみぢばは

たつたのの 錦なりけり 能因法師

今日は、不自由な人が多く、介護士さんは一人で大わらわだった。

その分、終了後、充実感があった。

ボランテイアはなぜ快いのだろうと思いながらの帰路、秋の始まりを告げるような、濃い色の夕焼けがきれいだった。


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2017年9月 5日 (火)

香心門 ベルホーム 290905

晴れ。涼しい。

入所者12名。介護士さん4名。

あらし吹く みむろのの もみぢばは

たつたのの 錦なりけり 能因法師

介護士さんが全員をマンツーマンで補助をしてくれた。

和歌の朗詠や、答を考え、字に書き、香炉の持ち方や作法など、まったく手を抜かずに、丁寧に自力を引き出していた。

時間がかかる分、補助の人数を増やしてくれた。

何年も通って、ここまで認めてもらえたことがうれしかった。

お香の新しい道が見えた気がした。


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2017年9月 4日 (月)

香心門 グレープの里デイサービス 290904

曇り時々雨。涼しい。

来所者5名。介護士さん1名。

たくさんの中から毎回5人ずつ参加する。

今日の方々とは1年ぶりの再会だ。

車椅子になった人もいた。

点前はすぐに思い出してくれた。

あらし吹く みむろのの もみぢばは

たつたのの 錦なりけり 能因法師

組香と献香。

お彼岸なので、香の盆に、親指の先くらいのお地蔵さんを添えたら、幼い頃の思い出などに花が咲いた。

慣れた形を崩すのは、勇気が要る。Photo

2017年9月 1日 (金)

香心門 金井原苑ディサービス 290901

曇り。涼しい。

来所者7名。介護士さん1名。助手1名。

もう1年も、毎月助手をして下さっているYさんは84歳で、来所者の方々と同年輩だ。

おかげで和気あいあいに進行した。

月が変わったので、和歌も変わる。

あらし吹く みむろのの もみぢばは

たつたのの 錦なりけり 能因法師

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ひとりずつ和歌を独唱。

関西出身の方は関西なまりがあって、かえってなめらかになるのが面白い。

和歌を朗詠するのと、海馬の活性化について、話が弾んだ。

みなさん、海馬の活性化には興味深々だ。

私だって人ごとではない。

組香、そしてお彼岸の献香をした。

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