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2017年5月 1日 (月)

香炉屋日記290501

午前中は晴れて穏やかだった

月曜日でも、連休の合間なので、神社も街も、にぎわっている。

しかし、昼から、 一天にわかにかき曇り、暗くなって、人影が消えた。

雷鳴と共ににわか雨、やがてすぐ近くに雷が落ちた。

おとといはミサイル騒ぎで地下鉄が止まった。

今日は何事も無く、黒雲が過ぎて空が明るくなって、人の波が戻った。

店のドアの鈴が鳴って、老婦人が入ってきた。

傘を持ったまま、話しかけてきた。

湯呑を香炉にできると聞いて、来たのだそうだ。

灰を入れ、炭団に点火して、香材を載せるだけで良いので、そのように伝えた。

灰と炭団と、香木を少し買った。

傘を置いて、湯呑を出してもらい、灰の袋を切って、湯呑に7分目ほど入れ、炭団の点火の仕方と、香木の切り方などを教えた。

うれしそうに紙箱に入れて提げて帰った。

何故湯呑を香炉にしたいのか。

仏壇にでも供えたいのだろうと思った。

この商売は、応用問題が多い。

そろそろ竹の子もスーパーの店頭から消えた。

今夜は、最後の一かけらで、青椒肉絲だ。

今年最後だ。

008

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