« 2016年5月 | トップページ | 2016年7月 »

2016年6月

2016年6月28日 (火)

香心門 よみうりランド花ハウス 280628

降ったりやんだり。肌寒い。

早めに着いた。

入口の椅子に腰掛けていると、♪たれか故卿を思わざる♪の歌声が聞こえてきた。

お香の会場に入ると、見慣れた顔の女性7名、介護士さん2名が、待っていてくれた。

ショートステイの方々で、お香の会が気に入って、わざわざ月に一回の今日を予約して、来てくれたのだと聞いて、うれしかった。Photo_2

2016年6月26日 (日)

香心門 金井原苑 280626

晴れ。

この老人ホームでボランテイア活動をしている人々への謝恩会に招待され、助手の方と一緒に出席した。

数十団体の70余名が出席していた。

昨年、延べ4,400名が活動をしたそうだ。

湯上りの髪を乾かす仕事や、シーツの交換、各種エンタメ。プロレス団体もいた。

私たちは、そのうちの24人にあたる。

20年間、活動を継続した男性が、国から表彰されたとのこと。

私たちはあと17年。私が85歳、助手の方が100歳になる。

近くにある和光大学の先生が2名来て、私たちを相手に、ボケ防止の「シナプソロジー」と、寝たきり防止のロコモ何とかの体操を、みっちりやってくれた。

この先生たちは、ボランテイアへのボランテイアということになる。

よく考えると、ヒトの活動は、すべて、結局はボランテイア活動なのだと思う。

もっと早く気がつけば、私の事業も大成したのにと悔やまれる。Photo

2016年6月24日 (金)

香心門 ベルホーム 280624

晴れ時々曇り。

入居者15名、助手1名、介護士さん1名。

今日は助手が香元になり、私は助手。

いつもは座り切りで、話すばかり。Photo

今日は、助手で、手元がおぼつかなかったり、視力などに問題がある人の介添え。

灰をなめてしまった人がいた。

私の責任だ。残念だ。

助手の方が香元より大変だ。

2016年6月22日 (水)

香心門 ひらお苑 280622

Photo デイサービス来所者30名。介護士さん4名。

薄曇り。

お誕生会を兼ねたお香の会だった。最年少は66歳、最年長は95歳。

本日の和歌を皆で朗詠。

続けて、右となりの男性が、手元を見ずに、そらで、朗詠してくれた。

すごいですねと褒めたら、昔、国語の教師をしていたとのこと。

付き添いの介護士さんが、この方は、昨年、視力を失って、全く見えないのですよと教えてくれた。

短冊への願いの記入も、介護士さんに、鉛筆を持った手を短冊の上にセットしてもらい、ここから下に向かって書くように言われていた。

「妻が健康でありますように」と書いていた。

左となりの男性は「何を書いたらいいのかわからない」といい、介護師さんに言われた通り「彼女」と「お酒」と書いていた。

帰宅して、ご家族の笑顔が楽しみだ。

2016年6月21日 (火)

香心門 延寿ホーム 280621

雨のち晴れ。

入所者10名、介護士さん1名。

七夕香。各自、短冊に願いを書いてもらった。

自分について考えた。

若いうちは立身出世(未来)。

中年では立身出世を諦めて家内安全、家庭円満(現在)。

今は悔恨と反省(過去)。

みなさん、願いを書くのは楽しそうだ。

健康長寿、元気などの文字が見える。

七夕は、星の祭り。

星や香りには、願いや祈りがよく似合う。Photo

2016年6月16日 (木)

香心門 中央林間地域包括センター 280616

梅雨のしとしと雨。

デイサービス来所者11名、介護士さん3名。

早めに着いて、みなさんが折り紙をしているのを見物。

気候のせいか、体調不良で横になっている人も多い。

お香だというので、起きてきてくれた。

組香。織女と牽牛の聞き分け。

香を始めると、質問や冗談が飛び交い、いつもより活き活きとしていた。

この季節は湿度が適当で、香りがよく立つのも、原因かもしれない。

献香。それぞれの願いを込めて焚いた。

終わると、私には今年初めてのスイカを、皆さんと一緒にごちそうになった。Photo

2016年6月14日 (火)

香心門 プレマみなみ風 280614

梅雨の中休み。晴れのち曇り。Photo

入所者3名、介護士さん1名。

午前中の、近所の保育園児との交流で疲れて、昼寝から起きない人が多く、少人数での会になった。

組香。七夕香。織女と牽牛。

献香。人数が少なく、伽羅が余ったので、一人二回ずつ焚いた。

七夕は、色々なことの上達を、星に祈る祭事だそうだ。

みなさんは高齢なので健康を、ママさん介護士は、介護試験の合格を祈っていた。

2016年6月 3日 (金)

香心門 金井原苑 280603

晴れ。暑い。

特養入所者11名。ディサービス来所者2名。助手1名。

組香。七夕。

かささぎの わたせるはしに おくしもの

しろきをみれば よぞふけにける 中納言家持

かささぎが、七夕に、翼で橋を渡すという、

天の川の霜のような白さを見て、夜ふけに気がついた

献香。

伽羅。

願いを書くのだが、「願いが無い」と困っている人がいた。

両親を思い出して、涙が止まらない人もいた。Photo

2016年6月 2日 (木)

香心門 グレープの里 280602

晴れ。

デーサービスのPhoto 来所者5名。介護士さん1名。

組香。

かささぎの 渡せる橋に おく霜の

白きをみれば 夜ぞ更けにける 中納言家持

献香。

伽羅を焚き、短冊に願いを書いてもらった。

みなさん、願いをさらさらと書いていた。

ヒトは、老若男女などでなく、願いを持っているか絶望しているかで分類するのがいいと思う。

« 2016年5月 | トップページ | 2016年7月 »